広瀬隆氏の講演です。
今までで聴いた中で、一番面白い講演でした。
ただ時間が1時間以上の長丁場です。
私はラジオのように、家事をしながら聴きました。
最初の電力供給量の部分は、私にはちょっとシンドかったですが。
うれしくて、明日まで待てず、今アップします。
原発を無くせば、電力が足りないは・・・・ウソ
今後のエネルギーの主力は何か?
太陽光・風等は不安定でメインになりえない。
ではこれからのエネルギー政策の中心は何か?
ガスのコ・ジェネによる発電と。
使用済み燃料と六ヶ所村の再処理施設のこと(質疑応答で)、
原発は終わらせねばならない、ということ。
具体的な例をふんだんに挙げての講義は、説得力があります。
原発を止めても、電力供給に問題がないのは、
すでに電力会社は天然ガス利用の素晴らしく効率的な、
大型発電所をいくつも新設している・・・・・という事実。
火力発電所はガスや石油や石炭で水を沸かして水蒸気とし、
その水蒸気で、タービンを廻して発電する。
原発は原子
力の崩壊熱で水を沸かし、その蒸気で発電する。
つまり他の方法も原発も、基本の原理は全く同じ。
湯を沸かす、燃料の違いだけ。
単に湯を沸かすためだけに、
危険で厄介な原子力を使う必要はまるでない。
石油・ガス・石炭・水力で十分!
長丁場ですが、ぜひごらんください。
そして広めてください。
原発への批判、今後のあるべきエネルギー供給政策について。
現状を知り、未来への明確な展望が見えてくると、
力が湧いてきます。
鳩山由紀夫氏も出席していました。
この講義が、政治に生かされることを願います。