21日に、初めての一般質問を経験した。
質問者が7人で、私は真ん中の4番目。この順序は質問カード(?)の提出順。
さて同僚の男性議員の多くは、質問の原稿を当局側に提出している。その原稿を読んで質問とし、それに対して当局側も準備した原稿を読む。つまり原稿の読みっこ!
いやー、これを議会と呼ぶのでしょうか!!??
言葉は生き生きした表情を失い、議場に緊張感はない。当局側が、聞かれてもいない次の段階の答弁を読んでしまい、議場から失笑が起る場面もあった。馴れ合いだなあ!
私の場合、前もって質問の要点メモを当局に渡した上で、私が何を求めているか、口頭で十分説明しておいた。あとはその場に任せればいいと、原稿なしのぶっつけ本番だった。
始めの質問は、合併にかかった経費の清算だった。これに対し、当局側は枝葉の余計な数字をいっぱいつけて、延々と答弁する。けれどナガーイ答弁が終わってみると、いったいいかほどかかったか、分からない。で改めて明快な答えを求めると、また核心をずらしたナガーイ答弁となる。
で、再再度質問したら、それは議会ルール違反!議事進行はストップし、当局側が私の所にやって来て、個人レベルの折衝となる。
議会の時間をこれ以上浪費できない。で、この件は別の機会に・・・・と引き下がった。
そんなことをしている内に、持ち時間の30分は消えてしまい、予定の5案件のうち、最後の件は言及することも出来なかった。
秘境に住むお年寄のために、冬期4ヶ月の間、月1回車を廻して・・・・の件はOKでした。しかも月1回ではなく2回も!
ありがたし!
議会の模様はCATVで録画されて、後日放映される。これを見ている市民がかなりいる。
だからそれを頭に入れて・・・・とアドバイスされたが、質問が始まったら、そんなことはどこかに吹き飛んだ。
で、この録画が一昨日・昨日の2日に亘って放映されたらしい(私はテレビがないので、知らないが)。私がちょうど真ん中だから、私の部分が半分に分割されて、前半が一昨日の最後に、後半が昨晩のトップに放映された。
ぶっつけ本番の今回の質問、私自身としては反省することばかりだが、新人の1人会派でも、臆せず質問したその度胸を評価していただきたい、そして秘境の車の件と。この2点以外には誉められる要素はない。
で、視聴者の反応は?
今朝、さっそく見た人からの反応あり。
反応は概ね好評。もっともファン・クラブ的な気持ちの人たちが、電話をかけてくれるのだろから、好評なのでしょうけども。
ずっと自由な暮らしだったので、スーツなどはほとんど処分してしまった。で、今回はジャケットもパンツもイヤリングも、友人等からのお下がり品。でもテレビ写りはよかったらしい(笑)。
何はともあれ、議会での質問がいかなるものか、分かってきた!
いい勉強になりました。
次回、同じ過ちはもう犯さない。