今日で9月議会終わる。
今回も私にとっては実に大荒れの議会だったが、それはある意味、会期前半の話で、会期後半の決算審議では、同僚議員が私を受け入れ始めたことを実感した。
私に本音を漏らすようになったのだ!
議員20人中の16人が所属する最大会派が、決して一枚岩ではなく、いくつもの亀裂が走り、いつ分裂してもおかしくないもろい状態にあること、亀裂の原因が何で、誰と誰と誰が仲良しで、誰と誰が反目しているのか・・・・・・・・。
具体的にどういうことか?
もちろん
国旗・国歌問題への考えの違いもあるが、
例えば、監査委員に対する一見さりげない質問の数々が、その底にはある特定議員への強い反撥を含んでいたこと・・・・とか。
ある観光施設の人事が、合併前は、首長選挙と密接に繋がり、実にずさんな状況にあったこと・・・・とか。
興味深かいのは、観光施設の人事だが、首長が変わると施設責任者以下、人事がガラリと変わる。その人事評価が、語る議員によって大きく変わるのだ。
ある議員は、A首長の人事を評価し、B首長の人事をクソミソに言う。ところが別の議員はB首長の人事を誉めて、A首長の人事をけなす。
何のことはない、それぞれ属する人脈が違うのだ。
この件を通して、議員たちがどういう派閥に属しているか、そういうことも見えてきた。
これまでの私は完璧に孤立していて、
この種の情報は絶対に入ってこなかった。
ところが今回は、こういう情報を私にポロリ・ポロリと話すのだった。
私に対する彼等の態度は、アンタッチャブルかペットか――その2極だったが、10ヶ月目にして、や~~っと同僚として受け入れはじめたみたい。
無機質な一枚岩として、大きくのしかかってきた19人の男たちが、実はバラバラな小石の寄せ集めに過ぎず、凝集力も弱くなっているらしいと分かって、一安心!!!!
私にとってはうれしい風向きの変化である!