一昨日はこの地域の氏神さんの秋祭り。
朝9時、氏子と地域の役員(地域在住の議員も)たちが神社に集まり、女性神主(跡取が女性なのだ。巫女さんだろうか?)が執り行う神事に参加した。
去年も参加したはずなのに、アルツ的な私の中に、去年のことはほとんど残っていず、新鮮な眼と耳で神事を体験した。
神主が小さな本殿の重い木の扉をギ、ギ~ィ~と開くと、中にはクラシカルな形をしたご神体の鏡が。
で、まずは神に対するご挨拶?の祝詞だが、第一声は言葉ではなく、低い唸り声から始まる!神の世界に直接呼びかけるように
・・・・・・古代の息吹が伝わってくる。
装束や祝詞や舞の中に、源氏物語の一端を見た・・・・・気がする。
あの物語の中に、若き源氏が舞う「青海波」の素晴らしさがあったが、奉納される舞を観ながら、こういうスタイルの舞なのだろうなあ!・・・とか。
「扇」はもちろん知っていたけど、今回初めて「桧扇」に気がつく。檜の薄板で作った扇で、裏表とも彩色され、扇の両端には五色の色糸が長く垂れている。お内裏様が持っているあの扇・・・とか。
伴奏がラジ・カセから流れる雅楽なのは仕方がないが、照明は提燈の明かりだけにし、我々の頭上の蛍光灯は消した方が、神事はずっと幽玄なもになるだろうになあ!・・・・と思ったが、でも足元が暗かったら、眼や足の悪いお年寄りたちには、ご不自由かな?
昨日はかつての隣村地区の神社の祭り。
そこに住む友人から、お赤飯と巻き寿司をいただく。
花火がドッド~ンと何回もあがる。
彼女いわく。昔はお神輿の進行にあわせて、今どの付近か、ノロシを上げて知らせていたのが、今は花火になったの・・・・と。
夕方、パソコンのオショサン来訪。秋の味覚をド~~ンと頂く。
デジカメの電池がイカれ、画像をお見せできないのが残念。
まず2年物の柿酢を2リットル。干し柿に向かないほど熟度の進んだ柿が原料。
一般的な市販の酢になれた鼻と舌にはかなり強烈だけれど、とても上等な酢に仕上がっていた。うれしい頂き物!
冬瓜13個!以前の画像があるので、それを掲載。このときは一抱えもある大物揃いだったけれど、今回は一回り小ぶり。アッチコッチにおすそ分けしなくちゃ。
薩摩芋を4、5キロ?、里芋を3株(小芋がたくさんついてる)、殻付き生落花生を2、3キロ、富有柿13個、お終いのピーマン。
奥様のTさん
ご馳走さま!!毎回いただくばかりで申し訳ありません!
屋敷の内は草の海。草の中に鬼グルミや銀杏が落ちている。
昨日は大好きな渋柿の熟柿を草の中に見つけ、今年初めて食べた。
美味しかった!!!
今年の私は議員仕事にかまけて、何もしなかったけれど、それでも実りの秋、豊穣の秋を実感し、感謝して頂く。