・・・・といっても、
にゃーが憂鬱なわけがない(笑)。
彼はすこぶる元気で、機嫌がいい。
にゃーのせいで、私がユーウツなのであります。
にゃーは実にハンサムな猫。
美猫にありがちな性格の悪さが全くない。
優美でありながら、なおかつワイルド!
すいません。時間がなくて最近の写真を探せない。
現在はこの長毛をザクザク、虎刈りしてます(笑)
これまでの頭痛の種は、その長い毛の飛散で、
パソコン、プリンター、印刷機があるので、本当に困る!!!
ガムテープを手元において、そこらじゅうをパタペタとやっている。
これはそれでかまわない。
しかしいよいよ「恐怖の季節」が始まった。
彼は素晴らしいハンターなのである。
2月には鳥を捕まえて、食べてしまった。
そういうことを防ぐために、首に鈴をつけ、動くとチャラチャラ鳴るのだが、
それでも捕まったのは、鳥の方が悪いのだ・・・・と思った。
次は小さな家ネズミ・・・・・モグラもあった。
美味しくないらしく、死骸をゴロンと放ったまま。
で、今はもっぱらトカゲ。
じつは私、トカゲを愛している。
あの美しい色と、可愛い目と、恐竜そっくりな凛々しい形と(笑)。
家の前は1mほどの空間で、その向こうには、
草に覆われた高さ1mほどのこんもりとした土手がある。
この我が家と土手の間の空間で、トカゲたちは平安に暮らしてきた。
そこに、にゃーの出現である。
ほぼ毎日、トカゲを捕らえては、見せに来る。
もちろん嫌だけど、にゃーを一応は褒め称えたうえで、トカゲを逃がす算段をする。
美味しいわけではないらしい。
最初の頃は、残った尻尾をカリカリと食べていたが、今は見向きもしない。
最近は上手く逃す要領が分かったが、
それ以前は、私がモタモタしているうちに、
トカゲは室内のどこかに身を隠し、脱出の機会を待つケースが多かった。
先日も布団を干そうとしたら、
布団の下から煎餅みたいにペチャンコになったトカゲが出てきたり、
カーテンの裏からも、乾物のトカゲが出てきたり・・・・・。
トカゲよ、ごめんね!
我が屋敷は草の海で、農薬も化学肥料も使わないから、
昆虫、カエル、ヘビ、モグラ、ネズミと、豊富にいる。
にゃーに取っては絶好な猟場なわけ。
猫のサナダムシは、ほとんどがヒキガエルの捕食が由来とか。
一番簡単な解決策は、にゃーを外に出さないことだが、それは出来ない相談。
そんな形で、猫を飼うなんて、とても出来ない。
・・・・・・・・それゆえに、相当に憂鬱な日々です(笑)!