6月議会は議長の交代時期。
議長に任期はないけれど、男性議員諸氏は議長職にものすごく固執する。
誰もが議長になることを強く望む。
だから1年限りの約束で、議長人事をタライ廻しにする議会が多い。我が市の場合もそう。
で、今日は6月議会の最終日。最後の議題が議長人事になるはずだった。
2つの会派から2人の候補が出て、、、、、、、
話し合いで一本化しようとしたらしいが上手くいかない。
ならばさっさと選挙にすれば????
議会は議長候補調整のため、午前10時35分にキューケー!となり、
それ以降、議場に市長・市幹部を足止めしたままで、
2派閥による調整作業が延々、延々、延々と続き・・・・・・
私たちは1人会派は、ひたすら待たされて・・・・・
文句をブーブー言いつつ、待って、待って。
議会が再開されたのが、何と午後7時30分!!!!!
2人の候補がいるなら、さっさと選挙で決めればいいものを、
選挙をすると、最大会派の候補が敗れる可能性が高かった。
だから現議長を抱える最大会派が、
現議長を居座わらせる戦術に、方針転換したのが、
アホな展開の発端だった。
「1年限りの条件で、議長に選ばれたはず。
その約束を突然反故にされ、ハイ!そうですか!・・・・・と引き下がれるか!!!!」
と第2会派の議員たちはカンカン!
話はこじれにこじれ、ついに夜の7時過ぎ!
現議長は居座ることを決めて、
議会を再開したけれど、
第2会派の議員たちは、「約束違反!」と参加せず、
審議拒否。
議長を除く19人の議員中、
議会に出席した人10人、
欠席した人9人。
過半数議員が出席したから、議会としては成立したけれど、
9人がボイコットするという異例の事態で、
結局何も決められず、たちまち閉会して、
6月議会を終了した。
しかし今回のこのゴタゴタは、ある意味、好ましい方向への第一歩かもしれない。
というのも、昨年までは、我が市議会は、議員20名中、16名が1つの会派に属し、残る4人がバラバラの1人会派。
だから議会は16人会派の独断場で、彼等の意のままに動かされていた。
ところが今年3月、水道料金値上げをきっかけに、16人会派が、9人と7人の2グループに分裂した。
どの会派も、単独では過半数を獲得できず、
4人の1人会派の動向が、カギを握ることになった。
今回、議長選挙になったら、9人の最大会派の候補が敗れると予想されたのは、
4人のバラバラ1人会派が結束して、第2会派の候補を押すことにしたから。
その結果、最大会派は議長を居座らせることで、選挙を回避する・・・・戦術に出てきた。
午後7時半からの議会再開については、
4人の1人会派のうち、2人は参加し、
2人は審議拒否した。
私は審議拒否。
議長人事を、党利党略の道具にするなぞ、もってのほか!との抗議を込めて。
臨時議会を開くことになるかもしれない。
市民不在の話です。