本だけをテーマにしたブログはたくさんあり、
私のお気に入り中にも1つある。
しかしこの人のは音楽、主としてクラシックのブログ。
最初のうちは面白くて読んでいたが、
あまりに圧倒的なクラシックについていけなくなり、
ずっ~とご無沙汰していた。
昨晩、何気なく彼女の
読書日記を開いてみたら、
これが面白くて、つい読み耽ってしまった。
一番最初の『永平寺修行記』、特に印象深い。
徹底的に自我を殺し、形式に専念する。
物事は外側・型から形作られていく。
それが日本の文化のエッセンスだろうに、
いい悪いは別として、私はそこから逸脱している。
オババになって、いまさら路線変更も出来ないので、現路線で行くけれど。我を捨て、型に集中する訓練をしてこなかった。
数十年前、私も熱狂的に好きだった有元利夫の本も出てきた。
彼が作曲した曲を聴きながら、彼の画を観る。
画像の状態が悪すぎるけれど、久々の思わぬ再会、うれしかった!